
人生100年と言われています。
これからをシニア世代の方は自分が定年退職したあとの人生プランについてしっかり考えていますか?
今では定年退職金をもらえる会社は少なくなりました。
でもまだ定年退職金をもらえる会社もあります。
もちろんその退職金をどう使うかは本人の自由です。
でもどのように使うのかをしっかり決めておかないと気がついたときには退職金がみるみる減っていたり失ったりすることになりかねません。
なかには退職金をもらってから投資を始めようと思っている人も多いです。
ですが急に退職金というまとまったお金が入ってくると人間は心も気持も大きくなってしまいがちです。
投資を若いときに経験してきたという人はまだいいですがこれから始めるという人は投資を始める前に気をつけるべきことがあります。
特にうまい投資話には乗らないようにしましょう。
うまい話しにはたいてい裏があります。
簡単に儲かる話なんてこの世になっと思ったほうがよいです!
またやみくもに投資をしたり人から勧められたからといって安易に手を出してしまうと自分の大切な資産がどんどん減ってしまったり最悪の場合、資産を失うことにもつながります。
それではシニア世代のひとが投資を始める前に知っておいてほしいことを紹介していきたいと思います。
目次
投資をする前に気をつけたいこと
銀行窓口に投資の相談をしてはいけない!
定年退職前の世代のなかには今まで投資をしたことがない人も多いと思います。
投資に関する知識がまったくないという人はそもそも何をしたらよいのかもわからないですよね。
そんなときにお金のことなら銀行員に聞いたら大丈夫だろうと多くの人は思ってしまいます。
何も考えずに投資に関することを銀行に直接相談する人は多いようです。
銀行にすべてをまかせても大丈夫でしょうか?
確かに銀行はお金に関する知識を持っていますしお金を取り扱う専門家でもあります。
ですが銀行で働いている人も仕事でやっているわけです。
銀行で進められる投資商品は損をする可能性の高いものが多いです。
銀行で勧められるままに投資商品の多くは手数料が高かったり利益になりにくいものもとても多いです。
勧められるがままに投資を始めるのではなく分からなければその投資商品のリスクを自分で調べたりするようにしましょう。
- 銀行で進められる投資商品は損をする可能性が高い
利回りの悪い不動産投資はしない!
退職金というまとまったお金で不動産投資をしようと思っている人もいます。
また不動産投資で成功されている人もいます。
ですが日本は少子高齢化社会を迎えているために人口減少などにより今後はどんどん借り手が減っていく可能性があります。
そうなってくると空室リスクが当然高まります。
実際には空室リスクが高い不動産物件も数多く存在しています。
空室リスクに関する説明をしない営業マン
空室リスクより利益のことばかりを説明する営業マンもいます。
不動産投資において利回りはもちろん大事です。
ですが空室リスクの高い物件を購入してしまうと賃料が入ってこないばかりか諸経費を負担する必要があります。
そんなことになったら自分の大切な資産を失いかねません。
不動産投資は利回り6%未満はおすすめではないと思います。
利回りは高すぎるのも良くないし低すぎるのもよくないですね。
不動産投資を考えているなら人口減少による物件の価値や環境など将来性を見据えることが大事だと思います。
- 不動産投資は将来の人口減少による影響や場所や土地の価値などを総合的に判断する必要がある
シニア世代におすすめの投資
リスクをなるべく抑えた堅実な投資が一番
投資と言ってもさまざまな投資があります。
若いのであればリスクよりもハイリターンを狙うのもよいと思います。
ですが退職前のシニア世代の場合だと堅実な投資が一番だと思います。
特にシニア世代はハイリスクハイリターンと呼ばれる不動産投資や株、fxは個人的にはあまりおすすめしません。
若い世代であれば多少リスクがあったとしてたとえ失敗したとしても最悪働けばいいのでなんとかなるかもしれません。
ですがシニア世代は失敗してしまうと取り返すことが難しくなります。
僕の個人的な意見としてはリスクが少ないインデックス投資や債券などがおすすめです。
ミドルリスクのインデックス投資とローリスクの債券などを組み合わせることでリスクを減らした運用ができ資産を増やせる可能性が高くなります。
まさに堅実な投資方法だと思います。
- 退職前のシニア世代の場合はインデックス投資や債券で堅実に投資するのがおすすめ
最後に
投資にはどんなものでもリスクがあります。
ですが堅実な方法として極力リスクの少ないものを選び運用していくのがよいと思います。
また投資で分からないことがあればすべて他人に任せるのではなくまず自分で調べたり勉強する必要があります。
自分の大切な資産を減らさないためには自分でしっかり運用するという気持ちが大事だと思います。