
円高や円安という言葉は普段ニュースなどで見たり聞いたことがあるという人は多いと思います。
ですがわたしたちの生活にどのように関連しているかわかっている人は少ないかもしれません。
実は円高や円安はわたしたちの生活にかかわってきます。
たとえば円安のときに海外のギターがほしいとします。
円安のときは輸入する楽器の価格が上がります。
よって以前よりも海外のギターの価格が上がるので高いなと感じることでしょう。
とくに高価なギターほど円安のときに価格が上昇します。
逆に円高のときは海外のギターを安く買うことができます。
このように円高や円安によってもの値段も変わっていきます。
今回は円高と円安の意味やメリット、デメリットを踏まえつつわたしたちの生活に与える影響について紹介していきます。
目次
円高と円安について
簡単に説明すると円高は円の価値が高いことを表し円安は円の価値が安いことを表します。
円高と円安、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
円安と円高のメリットとデメリット
円高のメリット
円高のメリットは、円の価値が高くなることでドルなどの外貨が安くなります。
そうすることで海外の商品を安く買うことができます。
エネルギー資源から商品などが安く買えるようになるので生活としては楽になるかもしれません。
また海外旅行にも安く行くことができます。
円高のデメリット
円高のデメリットは、外貨を円に換えると目減りしてしまう点です。
目減りした分を商品の価格を上げることで日本の製品が海外で売れにくくなります。
そして会社の業績にも影響が出てしまいます。
日本では急激な円高になるとニュースで国内に悪影響が出るという記事が出たりします。
円安についてのメリット
円安のメリットとしては外貨を多く円に転換することができます。
日本の輸出企業が海外へ輸出している商品の売上げが増加する可能性があります。
よって企業の業績にも好影響が出ます。
また海外資産の価値が上昇するなどのメリットがあります。
円安のデメリット
円安のデメリットは日本が海外から輸入している商品の値段が高くなることで輸入にかかるコストが上昇してしまう点です。。
円安のデメリットは交換できる外貨が少なくなってしまいます。
よって海外の商品などが高くなってしまう点にあります。
とくにエネルギー資源から商品などの価格がアップしていまうため生活を圧迫する可能性があります。
また海外旅行も割高になってしまいます。
円安と円高どちらがよいのか?
わたしたちの身の回りのものは輸入品が多く海外の輸入品に頼っています。
そのため円安になると日本では物価が上がり、円高になると物価が下がります。
どちらが良いのかは個人によって違ってきますが家計の負担を減らすことができるのでは円高の方です。