仕事にいきたくない。
仕事をやめたい。
こう思ったりするのは誰でも一度はあると思います。
僕も悩んだ時期があります。
世の中には、人の希望、努力、自信を失わせてしまう会社も存在します。
それがブラック企業です。
目次
約半数がブラック企業
日本全体の約半数以上がブラック企業と言われています。
最近では働き方改革や残業規制によって残業時間を減らしている会社も増えてきています。
ですがまだまだ長時間残業や環境の悪いブラック企業と呼ばれる会社が残っているようです。
今回は実際にブラック企業で働いたことがある僕の話をまじえて書いていきたいと思います。
10年前にブラック企業に入社
僕は10年前くらいにブラック企業で当時働いていました。
その会社では約半年ほど働きました。
今思えばもっと早く辞めていればよかったなと思うこともあります。
ですが当時は若く他の会社と比較する知識もなく冷静に判断できなかった点や働き方に疑問も持たなかった点があり半年間ただひたすら会社のためにがむしゃらで働きました。
日本人はブラック企業でも我慢して働いてしまう
また日本人の特徴として我慢して働くという人が多いと思います。
僕もなかなか誰かに相談できず我慢して働いていました。
こういった人は僕以外にもたくさんいると思います。
今僕の経験を周りに伝えたりブログに載せたりすると共感してくれる人が何人もいます。
当時は誰にも相談できずいましたがちゃんと周りに相談すればよかったなと思います。
僕は残業自体がすべて悪いことだと思ってはいないです。
中には必要な残業だってあるからです。
しかしブラック企業の特徴は、あたかも当たり前のように従業に対してサービス残業をさせたり強制的に働かせる傾向が強いです。
僕の働いていた会社も残業しても残業がつかないいわゆるサービス残業でした。
また契約にない仕事内容をむりやり強制されたり怒鳴られることもたびたびありました。
また給料の支払いが遅れたり分割で支払われたりしました。
そして退職前に働いた分の給料が支払われませんでした。
月の休みは3、4日
朝9時から働いて仕事が終わるのが次の日の朝方4時くらいでそこから会社の床に寝袋をひいて寝ていました。
睡眠は約3時間くらいだったと思います。
そしてまた9時から働くという流れです。
休みは月に3、4日くらいです。
月の勤務時間をざっと計算すると450時間以上になります。
月の給料は、固定給の月給で18万ほどだったので450時間で計算すると1時間400円になります。
日本国内で今どき1時間400円しかもらえないバイトがあるでしょうか?
時給が低いと言われている沖縄でも700円は貰えます。
休みの日以外は仕事が終わらなくて家に帰ることができなかったので洗濯はコインランドリーで洗ってました。
ブラック企業退社へ
入社して数ヶ月後から体調を徐々に崩しはじめ心療内科を受診しました。
そこであらためて自分が働きすぎていたということとブラック企業だったということが分かりました。
それから診断書を書いてもらい会社に手紙と診断書を送り退社しました。
ブラック企業を退職後
退職してからは、良い人との出会いや良い仕事にめぐりあうようになりました。
ブラック企業を辞めてよかったと思いましたし経験値にもなったと思います。
ブラック企業の見抜き方
ブラック企業と言っても劣悪な労働環境の職場からギリギリブラック企業のところまで会社によってさまざまです。
下記の項目が2個以上当てはまる場合は、ブラック企業である可能性が高いです。
- 残業時間が非常に長い
- 残業しても残業代がつかない(サービス残業)
- 異常なノルマがある、ノルマ達成が厳しい
- 仕事で怒鳴られたり強制されることが多い
- 離職率が高い
- 辞めづらい、辞めさせてくれない
ブラック企業で失うものがある
ブラック企業で働いていると長時間労働が多く一週間がほとんど仕事だけで終ってしまうことが多いと思います。
仕事以外のことができなかったので自分の時間もなく楽器を弾くことすらできませんでした。
ブラック企業で働くと自分の好きな時間や好きなことをする時間さえ奪われてしまいます。
家族や大切な人との時間さえなくなってしまう可能性があります。
こうなってしまったらなんの為働いているのかわからなくなってしまいます。
ブラック企業は、人のやる気、希望、自信までも奪ってしまうものだと思います。
それでもブラック企業を続けますか?
ブラック企業と判断できたら早めに周りに相談したり退職することを考えることをおすすめします。
だって体調を壊してからでは遅いですかね。
まずはできるのであれば身近な家族だったり友人に相談しましょう。