
こんにちは。
ひつじです。
今回はベース奏法のなかでロック系、ファンク系などでよく使用されるオクターブ奏法について紹介していきたいと思います。
単音で弾くよりも音に厚みが出てリズムや躍動感を与えられるのでベースラインに一工夫を加えたい場合にも使えます。
ベースのオクターブ奏法
オクターブ奏法とは
ベースでいうオクターブ奏法は低い音と高い音を交互に弾く奏法になります。
この低い音と高い音はおもに1オクターブ離れた同じ音を指します。
たとえば4弦の3フレットのG(ソ)と2弦5フレットのG(そ)を押さえます。
どちらも同じソの音ですが低い音と高い音で1オクターブ違います。
この低いソと高いソを交互に弾くのがオクターブ奏法になります。
オクターブ奏法の特徴
オクターブ奏法の特徴として通常ベースは低い音を弾くことが多いですが低い音と高い音を繰り返して弾くことでオクターブ奏法独特の音の表現ができるようになります。
オクターブ奏法は疲れる?
オクターブ奏法をはじめてやってみた人には分かると思いますが普通に弾くよりも右手が少し疲れると思います。
このオクターブ奏法は体力が求められる奏法なので右手の体力や慣れとコツが必要になります。
オクターブ奏法のコツ
右手のピッキング
オクターブ奏法の右手のピッキングは低い音を人差し指でピッキングして高い音を中指でピッキングします。
指の長さを利用して弾きやすい指で弾くことでピッキングがしやすくなります。
左手の小指を強化する
左手は低い音を人差し指で押さえ高い音を小指で押さえます。
ですが最初のうちは小指に力がうまく入らずに音がしっかり出ないことがあります。
何度も繰り返し小指の力がつくまで練習をしましょう。
余計な音を出さないようにミュートする
ベースにおいてミュートは大事なテクニックです。
とくにオクターブ奏法は余計な音が鳴りやすいのでしっかりミュートをするように意識しましょう。
左手は弦から離れないようにして押さえていない指でほかの弦を軽くそえて余計な音がでないようにします。
オクターブ奏法を練習して左手が痛くなったときの原因と対策
オクターブ奏法を練習していると、「音は出せるけれど、しばらく弾いていると左手が痛くなる」ということがあります。
私自身も、ベースでオクターブ奏法を練習していて、人差し指と小指で押さえているだけなのに、5分くらい弾くと左手の手のひら側のふくらんだ部分が痛くなることがありました。
特に強く力を入れているつもりはなかったので、「これくらい普通なのかな?」と思ってしまいます。
しかし、オクターブ奏法は人差し指と小指の距離があるため、無意識に手全体を広げたり、ネックを強く握ったりしている可能性があります。
痛みを我慢して練習を続けるのではなく、まずは押さえ方や力の入り方を確認してみることが大切です。
オクターブで左手が痛くなる原因は?
オクターブを押さえるときは、人差し指と小指を使うことが多くなります。
そのため、次のような状態になっていないか確認してみましょう。
- 人差し指を強く押しつけている
- 小指を必要以上に伸ばしている
- 親指でネックを強く挟んでいる
- 手のひらをネックに押しつけている
- 音を出すために手全体に力が入っている
- 手を大きく広げようとしている
特に初心者の場合、「音がビビらないようにしっかり押さえよう」として、知らないうちに力が入りやすくなります。
自分では力を入れているつもりがなくても、数分間同じフォームを続けることで疲労がたまることがあります。
まずは「必要最低限の力」で押さえてみる
オクターブを弾くときは、指で強く握り込むというより、音がきれいに鳴る最低限の力で押さえることを意識してみましょう。
一度、オクターブの形を作った状態で、少しずつ左手の力を抜いてみてください。
音がビビらずに鳴るところまで力を抜いていくと、「思っていたよりも弱い力で押さえても音が出る」と感じることがあります。
もちろん、実際の演奏中に親指を完全に離す必要はありません。
ここで確認したいのは、ネックを強く握り込まなくても音を出せるフォームです。
親指でネックを強く挟んでいないか確認する
オクターブを押さえるとき、無意識に親指と人差し指・小指でネックを強く挟んでしまうことがあります。
親指はネックの裏側に軽く添えるイメージで構いません。
一度オクターブを押さえた状態で、親指の力を少し抜いてみましょう。
その状態でも音がきれいに鳴るなら、普段は少し力を入れすぎていた可能性があります。
小指を無理に伸ばさない
人差し指と小指でオクターブを押さえると、フレットの間隔によっては小指を大きく広げる必要があります。
このとき、「指をもっと広げなければ」と思って手全体を無理に開いてしまうと、手のひら側に負担がかかることがあります。
大切なのは、手を大きく広げることではありません。
必要な距離だけ自然に指を広げ、余計な力を入れないことを意識してみましょう。
手のひらをネックに押しつけない
ネックを安定させようとして、手のひらをネックに強く押しつけていないかも確認してみましょう。
手のひらがネックにベッタリ付いている状態よりも、ある程度自由に動かせる状態のほうが、フレット移動もしやすくなります。
オクターブを弾きながら、手首や手のひらに余計な力が入っていないか確認してみてください。
5分弾いて痛くなったら、一度休む
オクターブ奏法を練習していて、5分程度で手が痛くなった場合は、「もっと練習して手を鍛えよう」と考えて無理に続けないことも大切です。
一度休憩して、もう一度オクターブを押さえたときの手の状態を確認してみましょう。
特に、
- 手のひらに鋭い痛みがある
- 指や手にしびれがある
- 練習をやめても痛みが続く
- 日常生活でも痛みを感じる
このような場合は、無理に練習を続けず、必要に応じて医療機関などに相談してください。
ベースの練習では「痛みに慣れる」ことよりも、痛みが出ないフォームを探すことのほうが大切です。
オクターブは「握る」より「軽く押さえる」
オクターブ奏法を練習していて手が疲れやすい人は、一度次のことを意識してみてください。
- 人差し指は必要以上に強く押さえない
- 小指を無理に伸ばさない
- 親指はネックの裏に軽く添える
- 手のひらをネックに押しつけすぎない
- 音がきれいに鳴る最低限の力を探す
- 疲れたら休憩する
オクターブ奏法は、人差し指と小指を使って音程を作るだけでなく、余計な力を抜いて演奏することも重要なポイントです。
最初はゆっくりしたテンポで、1~2小節程度の短いフレーズを繰り返しながら、手に余計な力が入っていないか確認してみましょう。
初心者は「速く弾く」より「楽に弾く」を意識しよう
オクターブ奏法を練習すると、つい速く弾けるようになりたくなります。
しかし、最初から速さを求めると、無意識に左手へ力が入りやすくなります。
まずは「5分間弾いても手に余計な負担がかからないフォーム」を探してみましょう。
力を抜いてきれいに弾けるようになってから、少しずつテンポを上げていくのがおすすめです。
オクターブ奏法におすすめの曲
YOASOBI「夜に駆ける」
「夜に駆ける」は、オクターブ奏法の練習曲として取り組みやすい曲のひとつです。
同じ形を移動させながら弾くので、オクターブの押さえ方と左手の移動を練習できます。
弾くポイント:最初は原曲のテンポに合わせようとせず、オクターブの2つの音がきれいに鳴っているかを確認しながら、ゆっくり練習しましょう。
サカナクション「怪獣」
サカナクションの「怪獣」も、オクターブを使ったベースフレーズを練習したい人におすすめです。
音の移動だけでなく、リズムをしっかり合わせることがポイントになります。
弾くポイント:左手で弦を押さえすぎず、右手のリズムを意識して弾いてみましょう。
PUFFY「渚にまつわるエトセトラ」
PUFFYの「渚にまつわるエトセトラ」も、オクターブ奏法を使ったフレーズが印象的な曲です。
オクターブを使って低い音と高い音を行き来する感覚を練習できます。
弾くポイント:人差し指と小指を無理に広げすぎず、手の力を抜いて弾くことを意識しましょう。
銀河鉄道の夜
「銀河鉄道の夜」も、オクターブ奏法を練習したいベーシストにおすすめの曲です。
オクターブを使ったベースラインを曲のリズムに合わせて弾く練習になります。
弾くポイント:まずはゆっくり弾いて、オクターブの形を崩さずに次の音へ移動できるようにしましょう。
オクターブ練習のコツ
4曲とも、最初から完璧に弾こうとする必要はありません。
「正しい形で押さえる → 力を抜く → リズムに合わせる」の順番で練習すると弾きやすくなります。
まとめ
オクターブ奏法は普通のフレーズに一味違う雰囲気を出すことができます。
最初は弾きづらく感じるかもしれませんが左手の小指を鍛えるためにも良い練習になると思います。
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