コントラバスの楽器はさまざまなメーカーから世に出ています。
その中でもコントラバスを軽量化させたオリエンテについて紹介していきたいと思います。
オリエンテとは?
オリエンテの楽器の歴史は長く半世紀以上、楽器の製作を行っています。
オリエンテは、京都にあるヒガシ絃楽器製作所でさまざまな楽器を作っています。
コントラバスだけでなくビオラダガンバやチェロなども作っているようです。
オリエンテの楽器はすべてプロの職人が一本一本細かいところまで確認しながらこだわりを持って作っています。
たんに手作りというだけでなくこだわった材質による楽器の美しさを表現したり、自然でいて深い音、太くのびやかなサスティーン、弾きやすさにもこだわって作られていてまるで芸術品のような楽器だと僕は思います。
なんだか弾くのが勿体ないなと感じるような楽器です。
オリエンテは、プロで活躍しているコントラバス奏者はもちろん個人にも愛用者がいる楽器です。
一度聴くと忘れられないオリエンテのコントラバスの音はとても耳に残りますね。
コントラバスを弾く人にとっては一本持っておきたい楽器だと思います。
軽量化されたミニコントラバス オリエンテ MB-30
通常のコントラバスは非常に大きい楽器としてのイメージが大きいと思います。
ですがオリエントは、コントラバスをよりコンパクトした楽器を発売しました。
オリエンテMB-30は、通常のコントラバスよりボディ部分が非常にコンパクトになっています。
通常のコントラバスは大きくて場所を取りますがオリエンテMB-30はたいぶコンパクトになっているのでコントラバスが置けないという人でも家におけるようになるかもしれません。
通常のコントラバスは、重量がだいたい11kgくらいですがMB-30の重量は、6〜7kgくらいです。
半分近くも軽くなっていますね。
重さとしてはヤマハのアップライトベースSLB-200に近いかなと思います。
いろいろな理由で通常のコントラバスを所有できない人にとってはおすすめのモデルだと思います。
ボディがコンパクトになったことで生音のヴォリュームは通常のコントラバスには負けてしまいますが音は通常のコントラバスと同じくらいのクオリティが保たれています。
価格は、30万~40万円くらいします。
少し高めに感じるかもしれませんがコントラバスでこのコンパクト感は、かなり嬉しいのではないでしょうか?
通常のコントラバスは、電車移動だとかなり厳しい(というかやめたほうがいいかも)ですがMB-30ならなんとか移動できそうです。
車があれば一番良いですが11kgだとちょっとした移動でもかなりの体力をつかいます。
6〜7kgだと重さもだいぶ違うと思います。
コントラバスの環境事情
僕はコントラバスを持っていませんが知り合いが持っているコントラバスや楽器屋に行って弾くことはあります。
コントラバスが欲しいと思っていますが自宅の事情もあり所有が難しいのでアップライトベースで代用しています。
やっぱりあの深い音が出せるのはコントラバスだけだなと思います。
アップライトベースもコントラバスに近い音が出せる機種もありますが生音は、コントラバスにはかなわないと思います。