音楽をやっている人の誰もが一度は憧れる職業といえばプロミュージシャンではないでしょうか?
プロミュージシャンを目指している人のなかでいますぐにでも会社を辞めて活動したいと思っている人もいると思います。
仕事をしながらの音楽活動だと仕事の比重の方が多くなるケースが多いですよね。
それでも会社なんていますぐに辞めて音楽活動の時間をもっと増やしたいと思う気持ちも分かります。
また仕事なんてつまらないから自分の好きな音楽だけやりたいという気持ちもよく分かります。
すでにプロミュージシャンとしてやっていけるという展望が少しでも見えている人やプロミュージシャンとして少しでも稼ぐことができている人は会社を辞めたり仕事を減らしながら音楽に集中していくことも可能だと思います。
でもまだそこまでに到達していない人であれば少し冷静になって考えてみたほうが良いと思います。
目次
プロミュージシャンになれる割合
プロミュージシャンになるのは大変?
まずプロミュージシャンを目指してプロミュージシャンとして実際に生活ができている人はどれほどいると思いますか?
プロミュージシャンとして生活できているのはおよそ1%〜3%くらいと言われています。
プロミュージシャンを目指したけどほぼ97%以上の人がプロミュージシャンという夢を途中で諦めてしまっています。
それぐらいプロとして音楽を継続させていくのは大変な業界であるということが分かったと思います。
だからといって夢を諦めてしまう必要はありません。
だって夢は叶えるためにあります。
ひたむきに努力を怠らずコツコツ継続していたらいつか小さい大きいにかかわらず何かしらのチャンスは訪れるとおもいます。
ですがたいていの場合は、その前で夢を諦めてしまう人が多いです。
- プロミュージシャンとして生活できてる人は全体のおよそ1%~3%くらいと言われている
- 実際にプロミュージシャンを目指していたけど途中でやめる人も多い
プロミュージシャンに年齢は関係ない
プロミュージシャンには年齢は関係ないと僕は思います。
よくプロになるには小さいころからやっていないと無理だと言う人がいます。
ですがなかには40代でもデビューする人はいます。
また畑違いの職業からプロミュージシャンの道に進む人だっています。
なのでプロミュージシャンに年齢は関係ないです。
- プロミュージシャンを目指すためにはあまり年齢は関係がない
プロデビューだけがプロの道ではない
音楽で生活をしていくと言われたらプロデビューを思い浮かべるひとは多いとおもいます。
ですが音楽で食べていくというのはなにも道は一つではありません。
音楽で食べている人はテレビに出ている人もいますがテレビに出なくてもプロミュージシャンとして活動している人はたくさんいます。
- バンドやユニットでプロデビュー
- スタジオミュージシャン
- 音楽教室の講師
- 作曲家
演奏を専業でやっている人もいればいくつかの仕事を組み合わせて生活している人もたくさんいます。
今回は仕事を辞めてミュージシャンを目指したいと思ってる人にまず伝えたいことを書いていきたいと思います。
なぜプロになりたいのか?動機をしっかり持つ
会社を辞めて本気で音楽で暮らしていくと思っている人は、なぜそうしたいのかをしっかり考えておく必要があると思います。
簡単に言えばプロを目指す動機ですね。
音楽が好きだからとか演奏をするのが好きだからということも立派な理由ですがそれだけでなく自分の中で動機を持つようにしましょう。
動機や目指す理由がしっかりしていないと途中で目標がブレやすくなります。
あいまいな動機だとはじめは良いですが途中で継続していくのが難しくなることがあります。
すでに音楽で少しでも収入を得ている場合は良いですが例えば理由があいまいだったり今の生活が嫌だからとかただ仕事を辞めたいという理由で音楽の道に進むとリスクも大きくなります。
ただ漠然とではなく自分はなぜ音楽で食べていきたいと思ってるのか?
そこらへんを日頃から考えておく必要があると僕は思います。
継続していくためにも音楽でやっていきたいと思う具体的な理由は必要だと思います。
むしろしっかりしていないと何かあれば挫折してしまう原因にもなってしまいます。
- なぜ音楽で生活していきたいのか?
- プロとしてやっていくためにはしっかりとした動機や志は必要
会社を辞めなくても音楽活動はできる
音楽活動は、たとえ仕事を辞めなくても継続することはできます。
音楽で少しでも収入がある場合は、そのまま継続していくこともできますし音楽以外の仕事を徐々に減らしていくこともできるとおもいます。
ですが音楽の収入がまったくないのにいきなり明日から仕事をしないと収入がなくなり逆にリスクが大きくなってしまいます。
音楽活動は資金も必要ですし機材にもお金がかかってくるのであるいきなり収入がなくなってしまうのではかえってリスクになります。
- 音楽で少しでも収入を得る前から仕事をやめない方がいいこともある
仕事が忙し過ぎて音楽ができない
ただあまりに忙しい職場や残業が多い仕事だと音楽活動する時間なんて取れないこともありますよね。
ミュージシャンの中でも割と多く聞く悩みの一つだと思います。
休みもなく忙し過ぎて疲れもたまってしまっていては音楽をやるどころではなくなります。
そういった場合は、すこしでも早く帰れる会社だったり定時で帰れる仕事を探すのもありだと思います。
また正社員としての雇用ではなく派遣社員のほうがよいかもしれません。
仕事内容にもよりますが正社員のほうが残業や拘束時間が長くなってしまうことが多いと思います。
派遣社員だと正社員よりも残業が少なかったりすることが多いので音楽活動をより優先させやすいと思います。
僕の周りにもプロミュージシャンでツアー中以外は派遣社員として働いている人もいます。
派遣社員の場合は、わりと正社員より融通がききやすいという特徴があると思います。
急に音楽一本にしてしまうのはむしろリスクが高い
やっぱり何も考えずに急に仕事を辞めて音楽活動をするというのはリスクが高くなります。
天才的な才能と幅広いコネと集客力があればすぐにでも音楽で結果を出すこともできるかもしれませんがそんなに簡単ではないと思います。
仕事をしていると音楽に使える時間が少なくなってしまいますがかと言ってただ時間がたくさんあればよいというわけでもないと僕は思います。
だってだらだらと音楽活動をしていてもよくないですよね。
時間の管理も必要です。
メリハリが大事だと思います。
少ない時間でも有効に自分の時間を管理することができればいろいろな場面で役に立つこともあります。
仕事をしながらコツコツと準備をしていくことも十分できると思いますし少しでもチャンスが見えたり音楽で軌道に乗り始めてから音楽一本に切り替えることもできると思います。
経済的にも安定してから音楽活動をする
ごくまれに経済的に安定してから音楽活動を始める人もいます。
経済的に安定している状態だと周りからいろいろ言われることもありませんし収入の不安もなくてかえって音楽に集中できますね。
最近ではyoutubeを始めて収入を得るミュージシャンもいますし音楽で食べていく選択肢も増えてきているとおもいます。
この方法についてはまたの機会に紹介していきたいと思います。