エレキベースを弾いたことがある人なら一度でもエレクトリックアップライトベースに興味を持ったことがある人も多いのではないでしょうか?

僕もライブとかでエレクトリックアップライトベースを見てからあの縦で弾いている楽器はなんだろうと思い興味を持ち始めました。

ジャズで弾く人が多いように思いますが最近では、ロックなど幅広いジャンルで使われるようになってきていると思います。

アップライトベースの用途
アップライトベースはジャズだけでなくさまざまなジャンルで使用されている

いざアップライトベースを始めようと思ってもいろいろなメーカーからアップライトベースが販売されているのでどのアップライトベースが良いのか迷いますよね。

実際には楽器屋とかに行って自分で弾いてみて弾きやすいかどうか?など実際に弾いてみるのも大事です。

ポイント
どんな楽器も実際に弾いてみないと弾きやすさが分からない

ですがエレクトリックアップライトベースは、普通のエレキベースと比べて楽器屋によって置いてあるメーカーやモデルがまちまちだったり数が少なかったりするのでいくつもの楽器屋を回って探す必要があると思います。

近くに楽器屋がなかったりアップライトベースを取り扱っていなくて試しに弾けないという人のためにおすすめのアップライトベースを紹介していきたいと思います。

僕はこのページで紹介しているメーカーやモデルのエレクトリックアップライトベースをいくつものお店を回って探しながらすべてためしに弾いてみました。

エレクトリックアップライトベースを実際にお店で弾いてみた感想を元にランキングで紹介していきます。

あくまで弾いてみた弾き心地や音などの個人的な感想と実際に店員さんから聞いた売れ筋などを元にランキングにしてみましたのでご了承ください。

それでは、エレクトリックアップライトベースのランキングを見てみましょう。

目次

エレクトリックアップライトベースの人気ランキングを紹介

YAMAHA ヤマハ サイレントベース SLB100

エレクトリックアップライトベースは、ウッドベースを元に作れていますがアップライトベースの中で一番ウッドベースに近い楽器と言えばやっぱりYAMAHAだと思います。アップライトベースだけでなくYAMAHAは、ピアノ、ギター、ベースなどの楽器を見てもクオリティが高いと個人的には思います。SLB100を弾いてみた感じとしてウッドベースとあまり変わらないなと思いました。

このYAMAHA SLBシリーズのアップライトベースは、ウッドベースに持ち替えても違和感を感じないくらいフレットやボディなどが忠実にウッドベースを元に再現されているようです。

ヤマハのアップライトベースもクオリティが高いと思います。

またボディの部分にヘッドフォンを指すことができるので音が気になる夜間の練習にも便利ですね。

ウッドベースの楽器を再現しているのでSLB100は、弓を使ったアルコ演奏も弾きやすいです。

重さは、ほぼウッドベースと同じくらいで10kgです。

フレーム部分をたためることができるのでコンパクトになるので車移動であればウッドベースよりかさばらなくて便利ですができればもう少し重量が軽くなると電車移動の人にも便利かなと個人的には思いました。

ですが全体的にもSLB100は、アップライトベースの中でもクオリティがとても高いと思いましたので1位にしました。

おすすめポイント
  • 演奏した感じや音の鳴りがウッド感がありコントラバスに一番近い
  • アップライトベースの中でも弓弾きがしやすい
  • コントラバスとアップライトベースを持ち替えても違和感が少ない(コントラバスの再現性が高い)
YAMAHA SILENT Bass SLB100のスペックと機能
  • 弦長: 1,054mm
  • 棹部: メイプル
  • 胴部: スプルース/マホガニー
  • 指板:ローズウッド
  • フレーム: ブナ
  • 糸巻き:ウォームギア方式
  • テールピース: エボニー
  • ブリッジ: メイプル(高さ調節可能)
  • 電源部:9V・S-006P電池
  • 寸法:1,735mm×525mm×435mm
  • 重量:約10kg

YAMAHA ヤマハ サイレントベース SLB200


こちらもSLB100に続いてYAMAHAのSLB200です。

このモデルは、SLB100よりボディがコンパクトなのでどちらかと言えばアルコ奏法よりジャズ向けのピッチカート演奏に向いている楽器だと思います。

こちらもSLB100に同じく弾いた感じや鳴りもウッドベースに近く特にピッチカート奏法で弾くととても気持ちがいいですね。

重量は、7.2kgなのでSLB100より軽く作られているので持ち運びも便利ですね。

SLBシリーズは、ウッドベースを忠実に再現しているのでどちらのモデルもクオリティが高く迷いそうですね。

オールマイティに使うならSLB100でジャズ向けならこのSLB200かなと個人的に思います。

価格としては、SLB200は、SLB100より少し安くなっています。

おすすめポイント
  • ジャズなどのピッチカート演奏がとても弾きやすい
  • SLB100より軽くコンパクトで場所を取らない
YAMAHA ヤマハ SLB200のスペックと機能
  • 弦長:1,040mm
  • 棹部: メイプル
  • 胴部: スプルース/マホガニー
  • 指板:ローズウッド
  • フレーム: ブナ
  • 糸巻き:ウォームギア方式
  • テールピース: エボニー
  • ブリッジ: メイプル(高さ調節可能)
  • 電源部:9V・S-006P電池
  • 寸法: 1,692mm× 456mm×330mm
  • 重量:約 7.2kg

YAMAHA ヤマハ サイレントベース SLB300

SLB300はよりアコースティックベースに近くなるように設計されたアップライトベースです。

自然な音の鳴りと音色の響きを追求した新たなデジタル技術を用いて今までの機種の中でもより自然なアコースティックベースサウンドを実現しています。

ウッドベースにより近いサウンドを楽しめるアップライトベースだと思います。

また弾きやすさや演奏性も向上しています。

YAMAHA ヤマハ SLB200のスペックと機能
  • 弦長:1,040mm
  • 棹部: メイプル
  • 胴部: スプルース/マホガニー
  • 指板:ローズウッド
  • ブリッジ: メイプル(高さ調節可能)
  • 糸巻き:ウォームギア方式
  • テールピース: エボニー(リバースタイプ)
  • ピックアップ:ピエゾピックアップ
  • 寸法: 1,692mm× 456mm×330mm
  • 重量:約 7.2kg
  • 電源:単3形乾電池

Landscape SWB-ARTIST ランドスケープ エレクトリックアップライトベース

ランドスケープのアップライトベースを初めてみたときは、クラシック的な見た目がとてもカッコいいなと思いました。高級感が出ていますよね。YAMAHAのSLBシリーズと比べるとよりクラシック向きな音が出ます。

生音もクラシック的な感じの鳴りですね。そしてサスティーンもあり伸びのある豊かな音がします。

ある程度ボディの面積があるのでピッチカートだけでなくアルコ奏法も弾きやすいモデルだと思います。

ピッチカートだけでなくアルコ奏法など幅広いジャンルを弾きたい方にはおすすめですね。

ジャズベーシストの納浩一さんもLandscapeのアップライトベースを使っています。

Landscape SWB-ARTISTのスペックと機能
  • スケール:42.5インチスケール
  • ネック:Maple 3ply
  • 指板:エボニー

ARIA SWB-03SHX アップライトベース

ARIAは、他のアップライトベースと比べて値段が安すぎず高すぎないのでわりと手の届きやすいアップライトベースかなと思います。初心者から中級者向けのアップライトベースかなと思います。ARIA SWB-03SHXのつまみは3つしかありませんが余計な音を省いているので音作りもシンプルです。

シンプルなだけに自然な音の鳴りを作りやすいのかなと思います。

そしてスライドしたときの音の伸びもありサスティンもウッドベースに近い音だなと思いました。

重量は7.2kgとそこそこの重みがありますが気の温もりも感じさせてくれるデザインとウッドベースに近い音の伸びがとても気持ち良いと思いました。

デザイン的にも僕は好みですね。

ARIA SWB-03SHXのスペックと機能
  • ボディ:アルダー
  • ネック:メイプル
  • ブリッジ:メイプル
  • スケール:1,050mm

 

ARIA SWBベース ウッド SWB-LITE2 OAK

10万前後でアップライトベースを探しているならSWB-LITE2 OAKがおすすめです。

こちらのモデルは、 SWB-03SHXよりつまみの数も多く多彩な音作りを楽しめると思います。

僕も楽器屋で試したときに色々な音が作り出せるので音作りに夢中になりました。

多彩な音作りができるのどんなジャンルでも使えてほぼオールジャンルいけるのではないかと思いました。

こちらのモデルは、女性や小柄な人でも弾きやすいように通常のアップライトベースより若干小さめに設計されているようなので手が小さい方や女性にとっても弾きやすい楽器だと思います。

重量も4kgくらいなのでエレキベースとあまり変わらないですね。

アップライトベースは、どうしても重くなってしまいますがこちらのモデルなら徒歩でも持ち運びも楽にできると思います。

初心者だけでなく中級者の即戦力にもなるモデルだと思います。

SWB-LITE2 OAKのスペックと機能
  • ボディ:アルダー
  • ネック:メイプル
  • ブリッジ:メイプル
  • スケール:1,050mm
IBANEZ アイバニーズ UB804-MOB

次はとてもユニークなアップベースの紹介です。こちらは、アップライトベースですが縦でも横でも弾くことができる個性的なモデルになっています。

アップライトベースなのに通常のエレキベースと同じ34インチスケールの仕様になっているのでエレキベースを弾いているような感覚になるモデルですね。

アップライトベースというよりエレキベースに近いモデルなので今までエレキベースを弾いていた人には、他のアップライトベースよりエレキベース向きの使い方ができるかなと思います。

横弾きでロックとかもいけちゃいそうですね。

また他のアップライトベースと比べても本体がかなり軽いので持ち運びも楽だと思います。

IBANEZ アイバニーズ UB804-MOBのスペックと機能
  • ボディ:メイプル
  • フィンガーボード:Jatoba
  • ナット:4.2cm(42mm)
  • コントロール:ボリューム、トーン
Hallstatt ハルシュタット アップライトベース WBSE-850

アップライトベースの中でも一番安く購入できるのがハルシュタットです。価格も4万円台とアップライトベースの中でも一番安いんじゃないかなと思います。安い分、ネットでは「部品がすぐ壊れた」「部品が壊れやすい」といったコメントもあるようですが弾いてみた感じそれほど気にならなかったです。購入したお店や販売先にもよるかもしれないですけど。

安いけど十分なコストパフォーマンスを出していると思います。

カラーはブラックとレッドがありますがレッドも見ためがかっこいいなと思いました。

レッドは、鮮やか過ぎず落ち着いた感じの色合いです。

ハルッシュタットは、これからアップライトベースを始める初心者だったり普段は、ウッドベースをやっていて家の練習用におすすめの一本だと思います。

重量も軽いしボディもコンパクトなので場所を取らないですね。

ただこちらのモデルで弓弾きは、ちょっと弾きづらいと思いました。ピッチカートなら問題なですね。

WBSE-850のスペックと機能
  • ボディ:アルダー
  • ネック:メイプル

最後に

どうでしょうか?

エレクトリックアップライトベースは、メーカーやモデルによっても音の鳴りだったり弾きやすさも全然違ってきます。

また張る弦の種類によっても音が変わります。

またアップライトベースは、エレキベースより敷居が高く弾き慣れるまでに時間がかかるのでアップライトベースを選ぶ上で弾きやすさを重視することは、とても重要な事だと思います。

購入したけど続かなくて辞めてしまったら意味ないですよね。

だからこそ自分に合ったモデルを見つけましょう。

楽器の音などは、YouTubeとかでも弾いている動画をアップしていたりするのでそれを参考にすることはできますが弾きやすいかどうかは、購入する本人が実際に弾いてみないと分からないと思います。

できればなるべく楽器屋などで弾いてみることをおすすめします。

僕も何件も何件も実際に楽器屋を回りながらたくさん弾き比べたりしました。

ぜひ自分に合う1本を見つけられると良いですね。

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