レコーディングエンジニアは経験と技術を磨いていくことで現役プロアーティストと一緒に作品を作ることができます。
音楽が好きな人、アーティストと一緒に作品を作りたい人には夢のある仕事だと思います。
もちろんそこまでになるにはアシスタントからはじまりさまざまな経験と知識を積んでいく必要があります。
今回はレコーディングエンジニアの仕事について紹介していきたいと思います。
目次
レコーディングエンジニア
レコーディングエンジニアのおもな仕事
レコーディングエンジニアのおもな仕事は音響機材などを用いて音を録音します。
録音した音をDAWソフトなどを操作しながら細かい音の調整だったりバランスを整えたりしていきます。
そして最終的にはしっかりとした作品・楽曲に仕上げていくのが仕事です。
録音といってもボーカルからギター、ベース、ドラムといったさまざまな楽器の演奏を個別に録音していき、その一つ一つのバランスを調整することでクオリティの高い楽曲に仕上げていくことができます。
そこはレコーディングエンジニアの腕次第です。
レコーディングエンジニアは録音したものを調整してより品質の高いものに仕上げていくという大事な使命を持っています。
機材のセッティングも大事
機材のセッティングもレコーディングエンジニアの仕事になります。
機材を扱う技術はもちろんのこと機材をセッティングもよい音で録音していくためには大事な仕事の一つです。
レコーディングエンジニアは根気がいる?
録音はそれぞれのパートごとにしていくことが多いですがほぼ1回で完了することは少なく何回も何回も録音しなおすことが多いです。
また伴奏やリードなどで分けて録音することもよくあります。
こうしたときにバラバラに録音されたものをくっつけたりつなげたりしていく作業が必要です。
実際に納得いくまで録音し直すこともあるのでレコーディングエンジニアはたくさんの集中力を使います。
良い作品にするために何回も録音したり、調整したりととても根気がいる作業でもあります。
レコーディングの流れ
一般的な流れとしてはまずドラムやベースなどのリズム隊の録音を最初に行う場合が多いです。
次に管楽器やギター類を録音していきます。
そして最後がボーカルの録音をします。
録音の順番はエンジニアによっても違ってくるかもしれませんがこれが一般的な流れとなります。
- ドラム、ベース
- 管楽器、ギター
- ボーカル
レコーディングエンジニアに必要なもの
レコーディングエンジニアには音楽的な知識から機器に関する知識や技術はもちろんのこと音に関する感性から音を調整するためのバランス感覚が必要になってきます。
よりクオリティを上げるためにはさまざまな経験も必要になりより高度な技術が求められます。
レコーディングエンジニアの年収
レコーディングエンジニアの年収は経験によってもだいぶ変わってきます。
アシスタントなのか経験者なのかで変わってきますが大体300万〜400万円くらいが一般的です。
大手の会社であれば500万〜700万くらいと経験があればそれなりにもらえることもあります。
まとめ
レコーディングエンジニアになるために必ず必要という資格はありませんが最低限必要なものが音に関する知識やセンス、音楽ソフトのスキルになります。
とくにこの業界は実力や経験がものを言う職業のため最低限のスキルを身に着けておくと良いです。
学校で学ぶのも基礎が身につくので良いと思います。