【ジャズ入門】ベーシストがジャズ初心者におすすめしたい曲

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このページを閲覧している方は、少なくともジャズに興味がある方ではないでしょうか?

僕自身20代のときは、ジャズにたいしてほとんど興味がありませんでした。

聴きたいとも思わなかったですし弾きたいとも思わなかったです。

ですがある時、ジャズの面白さや魅力を知ってしまいジャズに徐々にハマっていきました。

ジャズに興味がある方やこれからジャズをやってみたいベーシストやギタリスト向けにジャズに関することからジャズを聴くようになったきっかけ、そして初心者におすすめしたいジャズの曲について紹介していきたいと思います。

ジャズを演奏するならジャズスタンダードバイブルがおすすめ

目次

ジャズのスタンダードバイブルについて

ジャズを弾きたいなと思ってから僕は、アマゾンで「ジャズ・スタンダード・バイブル」という本を購入しました。

この本は通称、「黒本」とも呼ばれている本です。

「ジャズ・スタンダード・バイブル」 は、これからジャズをやろうとしている人やすでに演奏している人にとっても見やすいので一冊持っていると重宝する本だと思います。

本を使わず耳コピする人もいるかもしれませんがすぐにジャズを始める場合は、1冊持っているだけで始めやすいと思います。

ジャズのセッションに行くと「ジャズ・スタンダード・バイブル」 を見ながら弾く人も多いですね。

ジャズ・スタンダード・バイブルの著者

ジャズ・スタンダード・バイブルの著者は、 納浩一(おさむこういち)という日本のジャスベース奏者で知られている方です。

この方は、バークリー音楽大学に留学した経験もあり若い頃からジャズを学んでこられたようです。

ジャズミュージシャンとしてライブハウスからジャズの大きなフェスティバルに出演するなど世界で活躍されている方になります。

「ジャズ・スタンダード・バイブル」の他に「すぐ弾けるジャズベース」や「ウォーキングベース自由自在」などジャズの教則本からDVDまで出されています。

「ジャズ・スタンダード・バイブル」には、定番のジャズスタンダードナンバーの楽譜がなんと227曲も載っています!

227曲も楽譜が掲載されていて3500円ほどで購入できます!

またCDも付いているので音源を聴きながら練習することができます。

僕が購入したのは、小さいサイズのスタンダードバイブルなのでかさばらなくて持ち運びが楽です。

大型本もあるようですがコンパクトで小さいサイズを選びました。

これからの練習に使っていきたいと思います。

ジャズを始めるきっかけ

今までのジャズのイメージが180度変わった瞬間

僕は、今までジャズを聴く機会が何度かありましたが自分自身がジャズをやろうという気持ちになかなかなりませんでした。

ですが今となっては何でもっと早くジャズをやらなかったんだろうと思います。

以前は、ジャズを聴いても良さも分からなかったしジャズは理論が難しくて初心者にはとてもできないというイメージがありました。

またジャズと言ったら中高年のおじさん達がワインとか飲みながらやるものだと勝手に思っていました(笑)

なので自分は、20代のときはロックとかポップスしかやってこなかったですね。

ですがジャズを聴き始めてからジャズという音楽が気になりジャズをやってみたいという気持ちになりました。

ジャズを好きになった理由

ジャズという音楽は、即興演奏が多く自分の演奏を通してその人の人間性や音楽性がすごく表れる音楽だと思います。

そういった深い部分を感じて僕は、ジャズを好きになったのかもしれません。

それと同時にジャズの演奏で弾いているでかい楽器も気になりました。

それは、とてもでかくて存在感のある楽器でした。

そして渋くて独特でかっこいい低音を出していました。

その楽器は、のちのちウッドベースという楽器だと知りました。

僕が初めてジャズで練習した曲は、 Fly Me to the Moon

Fly Me to the Moon(フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン)の練習

僕は、この「ジャズ・スタンダード・バイブル」 の中から初めてベースで練習した曲と言えばFly Me to the Moon「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」です。

この曲は、かなり前になりますが新世紀エヴァンゲリオンのエンディングテーマでも流れました。

当時、新世紀エヴァンゲリオンがすごく流行っていました。

テレビでも放送されたり映画館でも公開されていたので僕は、友達と映画館に見に行ったことがあります。

アニメを見ながらこの曲を聴いていましたがその当時は、ジャズに目覚めることはなかったですね。

ですがこの曲は、新世紀エヴァンゲリオンのエンディングテーマで流れてからジャズを知らない若い世代にも認知されるようになったようです。

Fly Me to the Moon「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」 は、バート・ハワードが作曲しました。

バートハワードは、アメリカ合衆国の作曲家です。

この曲は、今日までテレビやCMなどさまざまなシーンで使用しようされてきています。

またいろいろな歌手が歌ったり楽団などでも使われているようです。

ジャズ喫茶とか行くとさまざまなバンドだったりセッションでたくさん演奏されている曲だと思います。

もともとは、「Fly Me To The Moon」というタイトルではなく「In Other Words」という名前だったようです。

Fly Me to the Moon の意味

曲名の「Fly Me to the Moon」は、日本語で「私を月に連れていって」や「私に想いを」という意味があるようです。

曲の意味が知りたくなったので調べてみました。

せっかくなので調べた歌詞も載せておきます。
日本語は、Google翻訳しただけなのであまり合っていないかもしれません。ご了承願います。

Fly me to the moonの英語歌詞

Fly me to the moonの英語歌詞

Fly me to the moon
Let me play among the stars
Let me see what spring is like
On a-Jupiter and Mars

In other words: hold my hand
In other words: baby, kiss me

Fill my heart with song
And let me sing for ever more
You are all I long for
All I worship and adore

In other words: please, be true
In other words: I love you

ベーシストにおすすめ!ジャズ・スタンダード・バイブルからおすすめのジャズを5曲紹介

1. AUTUMN LEAVES/枯れ葉

僕が初めて聴いたジャズの曲はビル・エバンスの「枯れ葉」でした。

ジャズをやっている人なら誰でも知ってる名曲です。

この曲は、モダンジャズとして有名な曲になります。

枯れ葉というタイトルにもあるように落ち葉が落ちていく風景だったり秋のそよ風とともに冬への始まりをイメージできる曲ではないかなと思います。

公園などで聴くと雰囲気が出るのではないでしょうか?

この曲は、コード進行もわりとシンプルなのでこれからジャズを弾きたい人にはおすすめだと思います。

2. GIRL FROM IPANEMA/イパネマの娘

次は、アントニオ・カルロス・ジョビンのイパネマの娘です。

この曲は、ボサノバ音楽として有名ですがよくジャズでもよく演奏される曲です。

世界中でたくさんカバーされている曲がこの「イパネマの娘」でもあります。

そしてイパネマの娘のモデルとなっている女性がいるそうで今でも健在のようですね。

イパネマビーチというのがブラジルにありそこがモチーフになっているようです。

浜辺とかビーチで聴くと爽やかでリラックスできる曲なのではないでしょうか?

3. BULE BOSSA/ブルー・ボッサ

この曲は、ケリー・ドーハムが作曲した曲でジャズのスタンダードとして有名な曲です。

世界各地の有名なミュージシャンの方にカバーされてきています。

こちらもとても良い曲なので弾いてみる価値ありです。

4. TAKE THE 'A' TRAIN/A列車で行こう

こちらも映画「スウィング・ガールズ」でおなじみの「A列車で行こう」です。

ゲームのBGMでも使われていましたね。

コード進行もシンプルなので初心者にもおすすめの曲です。

この曲を聴くと思わず電車に乗って旅行とかに行きたくなります。

5. SPAIN/スペイン

チック・コリアが作曲したスペインという曲もたくさんのミュージシャンにカバーされています。

そしてジャズでも演奏されたりします

たくさんの人に愛されていますが僕もこの曲が好きです。

なんというかこの曲を聴いているとスペインの情熱を音を通して感じることができそうです。

なんだかウズウズしてきて情熱的に自分の好きなことを思いっきりやりたくなります(笑)

この曲を演奏できたらとてもかっこいいなと思います。

おまけ

こちらは、「ジャズ・スタンダード・バイブル」 に載っていない曲ですが個人的に好きなジャズの曲なので紹介しておきます。

Moonlight Serenade/ムーンライト・セレナーデ

ムーンライト・セレナーデは、映画「スウィング・ガールズ」でも使われた曲です。

「スウィング・ガールズ」は、田舎育ちの女の子達がジャズやるべ!と言いジャズを演奏していく物語です。

大ヒットした映画ですね。

僕も映画見ました。

ジャズを聴いたことがない人でもこの映画でジャズの曲を知った人もいるかもしれません。

CMでもよく流れています。

この曲を聞きながら女性を車に乗せてドライブなんてしたら良いムードを感じがさせられそうですね。

すごくモダンで大人の哀愁を感じる曲ですよね。

最後に

ジャズを1、2曲でも弾けるようになったらジャズのセッションとかに参加してみると良いかもしれません。

まったく知らない人達と演奏するのは緊張もすると思いますが楽しいと思います。

まずは、曲を覚えることと長い時間弾き続けられるようにすることを目標したいですね。

ジャズのセッションは、1曲を何回も繰り返して演奏するので1曲につき10分~15分と長い演奏をする場合が多いようです。

ジャズのセッションに参加するためには、長い時間弾いても疲れないように安定して弾けるように日頃から練習が必要ですね。

場所によっては、ベーシストが少ないお店も多いので初めてジャズのセッションに参加すると喜ばれることもあります。

それでは、良いジャズライフをお過ごしください。

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