これから投資を始めたいと思っている人もいると思います。
初心者が投資や資産運用を行う上で気をつけたい点と意識したいことを紹介していきたいと思います。
目次
投資や資産運用を始めるまえに意識したいこと
分散投資をする
どんな投資でも必ずといっていいほどリスクというものがあります。
リスクがないものはほぼないと思います。
もちろんリスクと言ってもリスクの大きいものもあれば小さいリスクのものもあります。
このリスクを少しでも回避していくためには分散投資がとても重要なことです。
よく投資で失敗してしまったという人の話を聞くと一括投資をしている人が多いです。
投資で成功している人の話を聞くと次のような言葉がよく聞かれます。
株式投資などを行っていると毎日株の値動きが変動します。
上がる株もあれば下がる株もあります。
たとえば資金を一つの株に全部一括投資をしているとしましょう。
もし急にその会社の業績が悪化して株価が大暴落してしまったらどうでしょうか?
人は株価が下がると売りたくなる傾向もあるようです。
株価が下がったといって売ってしまったら損をしてしまいます。
またもし一つの株のみに集中して投資していて会社がつぶれてしまったらかなりの損失を生む可能性もあります。
このようなことは株の世界ではよく起こることです。
資産運用をする上で分散投資というのは基本だと思ってください。
資金を整理して分類してみる
投資や資産運用を続けていく上で大事なのが資産の分類になります。
お金を早く増やしたいからといってすべてのお金を投資に回してしまったら何かあったときにせっかく購入した大切な資産を売る必要が出てきてしまいます。
そうならないためにも投資に回せるための資金や将来必要になる資金を分類しておく方が安心でもあります。
日頃から資金の分類ができていなかったために大切な資産を売らないほうが良いときに売ってしまい失敗するケースもあります。
まず自分の保有する資産からそれぞれ投資に回せる資金、万が一のための防衛資金、将来必要になる資金といった感じに分類しておきましょう。
投資に回せる資金(余剰資金)
生活費(月々の家賃、生活費)などの資金や貯金をしたのちに余った資金が投資に回せるお金になります。
投資以外にも趣味や勉強、旅行など自分自身への投資も余剰金になります。
防衛資金(万が一の蓄え)
失業、病気、災害などすぐにお金が必要なときのための防衛資金です。
最低1年から2年ほど生活に困らない資金があると安心です。
身を守るシールド的な役割があります。
その他(将来のための資金)
年配の人であれば将来の老後にかかるお金や子供がいる人であれば子供の教育資金などが当てはまります。
また将来に結婚を考えている人は結婚費用などもこの項目になります。
無駄な支出や浪費を減らす
資産運用をしていくために大事なことは節約です。
どんなにたくさんの資産があったとしても入ってくるお金よりも支出の方が上回っていたらいつかは資産の底が尽きてしまいます。
これはサラリーマンにも言えることです。
サラリーマンの場合は毎月決まった日にお給料が振り込まれます。
お給料が収入だとすると家賃や生活費などは支出になります。
収入より支出が多くなれば毎月赤字です。
足りない分を貯金から崩したり借金をしていけば資産がゼロになるばかりかマイナスにもなってしまいます。
こういう人は要注意です。
普通のサラリーマンでも資産が増えていく人の特徴は無駄な支出をとことん削っています。
それは無駄な支出が多ければ多いほど資産が増えないことを知っているからです。
なので資産を増やすためには節約だったり無駄な浪費を削ることがなにより大事なことです。
余剰資金以上を投資につかってしまう
投資は余った余剰資金のなかで行うことが大事になります。
防衛資金や生活費を投資に回して万が一暴落が起きてしまったら生活どころではなくなってしまいます。
間違っても生活費や防衛資金、将来のお金を投資に使わないように気をつけましょう。
感情に流されない
投資や資金運用はお金の管理をすることはもちろん大事ですがそれ以上に大切なことがあります。
それは感情に流されないことです。
投資の世界はリスクがあるのでいつどうなっていくのかもわかりません。
そういった万が一の何かが起きても冷静になって物事を判断することができるように自分の感情をコントロールできるようにしておきましょう。
最後に
さあどうでしょうか?
資産運用をやるにはいくつかのポイントがあります。
まずは上記のことをしっかり考えた上で資産運用を行っていきましょう。