ベーシストのみなさんは、ベースを選ぶときにどんなベースを選びますか?
エレキベースには、大きくわけて2種類あります。
この2種類が「アクティブ」と「パッシブ」になります。
ベーシストにとってベースを選ぶときに「アクティブ」にしたら良いのか?
それとも「パッシブ」した方が良いのか悩むこともあると思います。
今回は、エレキベースの「アクティブ」と「パッシブ」についてのメリットとデメリット、そして2つの違いについて紹介していきたいと思います。
これからベースを買おうと思っている人の参考になったらうれしいです。
目次
アクティブベースについて
アクティブのベースの場合、基本的に電池を使い音を出します。
逆に電池がないとアンプに繋げても音が出ないのが特徴です。
アクティブのベースについては、ボディの裏側だったり横とかを見ると電池が入るフタがあると思います。
この中に電池を入れます。
電池を使うということが「パッシブ」との大きな違いとなります。
次は、アクティブベースのメリットとデメリットについてお話していきたいと思います。
アクティブベースのメリット
メリットとしては、電池を使い電気回路を使用しているため幅広い音作りができる点があります。
パッシブベースとの違いとしてツマミの数も多く細かい設定ができる点がベーシストとしてもうれしいですね。
電気回路を使っているのでノイズに強くノイズを拾いにくいという特徴があります。
ベーシストにとってノイズは、悩みの種でもありますからなるべくノイズをカットできるベースが良いですよね。
またアクティブベースの場合は、音にパワーがあり音の粒に輪郭がありしっかりした音が出ます。
ロック系やハード系にはぴったりなサウンドを求めている人によってはアクティブベースはおすすめだと思います。
アクティブベースのデメリット
アクティブベースのデメリットとして挙げられるのは、電池が消耗したときの音があります。
やけにノイズがひどいなと思ったら電池切れだったなんてこともあります。
ベースが壊れてしまったのかなと思うような音が出ることがありますが安心してください。
電池を交換すると良い音が出るようになります!
また電池の質によっても多少、音が変わることがあります。
電池をあまく見るともしかしたら痛い目にあうかもしれませんね(笑)
電池を選ぶときも安さを選んでしまったり「マンガン」でも「アルカリ」でもどっちでもいいやと思って選ばない方が良いです。
僕も以前、アクティブベースを使っていましたが電池の質によって音に違いがありました。
今では、パッシブをメインに使っていますが。
でもアクティブは、電池の質が良いと本当に良い音がするんですよね。
パッシブベースについて
アクティブベースと違い電池を使わないベースになります。
パッシブベースのメリット
アクティブベースの場合は、ロック系やハード系が合うといいましたがパッシブベースは、幅広いジャンルにも対応できる楽器だと思います。
音の特徴でいえばクリーンでナチュラルで自然なサウンドだと思います。
あとは電池を使わないので電池がなくなって音がでなくなったなんてトラブルもないですね。
電池の消耗は意外と早いので気が付いたら電池がなくなっていることも多いんですよね。
その点、パッシブは気にする必要がないので楽ですね。
パッシブベースのデメリット
音にパワーがあるアクティブベースに比べてパッシブの場合、出力が小さいのでロック系だとやっぱりアクティブの方がゴリゴリ感がでるような気がします。
またエフェクターのかかり具合や音の劣化は避けられないというか影響を受けやすいと思います。
アクティブが天候や天気に左右されないのに対してパッシブは音に影響を受けやすくなります。
最後に
弾いてみるとどちらもメリットもデメリットもあると思います。
ベースは、自分にとって求めている音や弾きたいジャンルに近いものを選ぶと良いと思います。
自分の場合は、若いときにアクティブベースを使い最近ではパッシブベースを使っています。
たぶん若いときは、けっこうゴリゴリなロックが好きだったという感じでアクティブベースを使っていたんだと思います。
最近では、わりと落ち着いた曲の方が好きだからパッシブベースを使うようになってきたのも理由かもしれません。
どちらを選ぶにしても自分の目指している音やジャンル、自分にあったベースを選ぶのが一番かなと思います。