「早期リタイヤ」という言葉を聞いたことがありますか?
近年よく聞く言葉として「FIRE (ファイヤー)」というものがあります。
このFIREということば英語でいうと「Finacial Independence Retire Early」(ファイナンシャルインデペンデンスリタイヤアーリー)のことになります。
一言でいうと経済的な自立や早期退職といった意味を持っています。
つまり「FIRE」とは会社にたよらず経済的な自立をしている人や仕事や会社を早期退職(アーリーリタイヤ)している人を主に指します。
このFIREという言葉は注目を集め早期リタイヤを夢見ている人は多くなっています。
例えば
- 自分の好きなことをする時間をもっと増やしたい
- 仕事や会社に頼らずもう少し自立した生活をしたい
- 家族や自分の大切な人との時間を増やしたい
などなど。
毎日忙しく働いていても経済的な余裕がなかったりすると自分の好きな時間や自由な時間が少ないという人も多いと思います。
また毎日仕事でストレスを溜めている人にとって上記のような生活をしたいと思っている人も多いです。
目次
アーリーリタイヤは実現可能なのか?
アーリーリタイヤにできるかどうかは必要な資産をまず知ることが大事です。
どれくらいの資産が必要なのかは人によって異なります。
目安としては年間支出の約25倍と定義されています。
たとえば月に15万の支出で年間だと180万の場合だと下記になります。
月に15万円で生活している人はアーリーリタイヤするために4500万円の資産が必要ということになります。
サイドFIRE
上記の計算を見ると15万円で生活するにしても4500万円の資産が必要ですね。
これは普通の人から見たら結構な額かと思います。
それに4500万円貯めれるとしても何年、何十年かかるかわかりません。
正直、よほど収入が多い人かかなりの節約ができる人じゃないと達成は厳しいのかなと思います。
そこでアーリーリタイヤをしなくてもサイドFIREというものがあります。
これは生活の一部を投資で回して残りを自分で稼ぐ方法になります。
これなら必要な額も減りますし普通の人でも現実的な数字になりました。
投資で回すことでその分本業の仕事を減らしたりして時間をいまよりも作ることができます。
好きなことや自由に使える時間も増えますね。
サイドFIREを目指す人にぜひおすすめしたい本
昨今、アーリーリタイヤに関する書籍はどんどん増えています。
本を読むことでどのようにすればアーリーリタイヤを実現できるのかを知ることができます。
またアーリーリタイヤ後の生活だったりアーリーリタイヤに必要なことがわかります。
今回は僕のおすすめとして2冊を紹介します。
これらはアーリーリタイヤを目指す人はもちろんサイドFIREを目指す人にも貴重なことが学べる本だと思います。
30代でアーリーリタイヤを実現
FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド
こちらの本は投資の本のなかでもアマゾンでとても売れた本です。
この本を読んでみるとFIREを達成させる一番重要なことは貯蓄率だと知ることができます。
収入を最大限に上げること、そして支出の最小に抑えることがなによりも大事になります。
貯蓄率が上がればその分アーリーリタイヤにかかる時間も短くなります。
アーリーリタイヤするまでの間はいかに貯蓄率を上げていけるかが問題になります。
貯蓄率を上げるというのは決してかんたんなことではないですが再現性はあると思います。
またアーリーリタイヤを目指すのももちろん大事ですがもっと大事なことはアーリーリタイヤ後です。
FIREしたあとに重要なことはいかにして資産を減らさずに維持するかが重要です。
この本の著者は現金クッションや利回りシールドを活用して資産が減らないように工夫されています。
この本はアーリーリタイヤを目指したいと思っている人の第一歩になると思います。
またどのようにアーリーリタイヤを実現していけばよいのかを学ぶことができました。
高配当株を中心に資産を増やして早期リタイヤをされた三菱のサラリーマン
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
この本の著者の方はなんと30歳という若さでFIREを達成さています。
三菱のサラリーマンである彼は入社した日に自分は30歳でリタイアをする!と決意したそうです。
自ら決意して実践することで目標を達成されたということですね。
決意してから自分の支出を整理して収入の約8割を投資に回すことで資産を着実に増やしていったようです。
わずか30代で金融資産7,000万円に到達して見事アーリーリタイアを成し遂げました。
たとえサラリーマンであっても徹底的な支出の見直しや余った収入と配当金を投資して資産を増やしていくことができることを本書で学ぶことができました。
最後に
サイドFIREを目指したいという人はやみくもにやるのではなく実際にFIREまたはサイドFIREを達成している人からなるための方法やその人が人生で経験してきたことや学んだことを知ることがとても大事だと思います。
僕自身はまだアーリーリタイアをしているわけではありませんが資産を徐々に増やしてアーリーリタイアを目指していく予定です。
投資をして資産を増やしながら自分の好きな時間を増やすということを今実践しています。
これらの本に出合えたからこそ考え方も変わりました。
もちろん実際に完全なアーリーリタイアを普通の人がするのはなかなかハードルも高く難しいと思います。
それでも人生を今より豊かにしたり自分の好きなことをする時間を増やすことは十分可能なことだと思います。
- アーリーリタイアは実現が難しくてもサイドFIREなら普通の人でも実現可能である