ソロやバンドなど人前で演奏する人にとって本番での失敗やトラブルはつきものだと思います。
ちゃんと練習したり準備していたつもりでも何が起こるかわからないのが本番です。
たとえば演奏中に急に弦が切れてしまったり音が出なくなったりなどのトラブルから演奏中にミスをしてしまったりなんかは比較的よく起こりやすいことだと思います。
はじめての本番であったとしても本番に慣れている演奏家でもいざトラブルが起きたらだれでも焦ってしまいますよね。
でも失敗は経験の一つでもありますし演奏家をさらに成長させてくれることだと僕は思います。
でも過去に忘れてしまいたい演奏経験を持っているプロの人だって実際にはいます。
そういった失敗が起こったときにいつまでも引きずるのではなく次に生かすことができたらよいと思います。
今回はそんな本番で失敗してしまった苦い演奏経験やトラブルなどを自分やほかの人の経験を踏まえて紹介していきたいと思います。
目次
ライブやコンサートで実際に起こったトラブルや失敗
本番で演奏している途中にシールドが抜けた
これはライブで動きまわる人は注意が必要ですね。
本番中に起こるトラブルで配線だったり機材系のトラブルは割と起こりやすいです。
そのなかでも本番中に動きまわってうっかりシールドが抜けるといったことを経験したことがあります。
シールドが抜けてしまえば急に音が出なくなりますからお客さんからしたらあれ?ってなりますよね。
抜けてしまったシールドを戻すためにお客さんに背を向けながら冷や汗をかいたことがあります。
盛り上がってくるとつい動きたくなると思います。
シールドの長さと自分の動ける範囲を把握しておきましょう。
本番中にどこを弾いているのか分からなくなった
本番中は緊張したりあがったりして急に頭がまっしろになったりすることもあると思います。
とくに本番慣れしていない初心者に起こりがちなことでもあります。
本番慣れしていないことも原因としてありますが集中力が足りないということもあると思います。
これは普段の練習や本番に慣れていくことで解消できることだと思いますので最初のうちはあまり気にせず失敗してもいいや!くらいの気持ちで演奏してみると良いと思います。
これも次につなげていける経験の一つになればいいと思います。
演奏中にあまり盛り上がらなかった
ツアー中に体験したことですが場所によってお客さんの反応がちがうといったことを経験したことがあります。
ある会場では盛り上がり違う場所ではあまり反応がよくなかったりすることがありました。
そのときはなぜだろうと苦悩したことがあります。
でも場所によってみるお客さんも違うし反応が違うのもよくあることだと思います。
そんなときでもお客さんを楽しませるにはどうしたらいいのだろうと常に考えいろいろ試してみることが大事なんじゃないかなと思います。
たとえばMCで言うことを変えてみたり曲順を変えてみたりそういう小さいことでも試してみると反応が変わることもあります。
何が正解ということはないと思いますしいろいろなことを試してみるという行動は大事だと思います。
失敗もトラブルも一つの経験である
実際に本番中に失敗したりトラブルがあるとその時は焦ってしまったりあとから後悔なども出てくると思います。
ですが失敗もトラブルも一つの経験であると思います。
もちろん失敗もトラブルも起こさずに何もなく演奏を終わらせることができたらそれは素晴らしいことです。
でも失敗やトラブルによって学ぶこともたくさんあると思います。
一度起こったことに対しては次はここを気をつけようとかこうしようと対策することもできるようになると思います。
失敗がなければもちろんそんなことも考えないと思います。
だからこそそういった想定外のことが起こってもあまり落ち込まず悩まず次に勧めたらよいと思います。
失敗して笑われたり非難されたりということもあるかもしれませんがそれもすべて経験だとポジティブにとらえることができたら一歩前進だと思います。