音楽好きの人であればライブやコンサートに行くという人は多いと思います。
日本でもさまざまなところでライブが開催されています。
そんなライブですが日本のライブとアメリカなど他の国のライブとは違っているところもあります。
国によって言葉や文化の違いがあるように人前で演奏するライブについても国によって違いがあるようです。
今回は、日本とアメリカのライブの違いを知っているかぎり紹介していきたいと思います。
目次
アメリカと日本のライブの違い
ライブハウスではなくバーやカフェが併設されているところが多い
日本ではよく聞くライブハウスという言葉ですがアメリカなどではライブハウスというお店があまり一般的ではないようです。
アメリカなどでは、バーやカフェなどに演奏できる舞台がついているお店が多いと思います。
また設備に関して日本のライブハウスのほうが機材や防音設備などが整っていると思います。
ノルマがない
日本でライブハウスでライブをやろうとすると出演するバンドにはチケットのノルマが発生します。
ところがアメリカではチケットノルマなしでライブを行うことができます。
これは何故でしょうか?
1つの原因としては、日本とアメリカの環境に違いにあると思います。
日本は、土地が狭く建物も隙間なく埋め尽くされているのでライブハウスが地下に作られていたり防音設備もしっかりしています。
そうしないと近隣から苦情が来るからです。
防音設備や機材をしっかり整えるということはそれだけライブハウスを経営するためには多額の資金が維持費が必要になってきます。
ところがアメリカでは土地が広く防音設備をあまり考える必要がないのでバーやカフェなどの飲食の売り上げだけでも十分運営できるのでバンドに対してチケットのノルマがないわけです。
日本だとライブハウスを運営するだけで設備投資や維持費がとてもかかるのでチケットのノルマを作らないとお店側が経営できないというわけです。
ワンドリンク制
アメリカと日本のライブの違いの中でワンドリンク制があります。
日本だとライブを見にライブハウスにいけば必ずといっていいほどワンドリンク制がありますがアメリカや他の国ではこのワンドリンク制がないところが多いと思います。
このワンドリンク制は、日本独自のシステムなのかもしれませんね。
アメリカではワンドリンク制がないですがドリンクコーナーなどがあるので飲みたい人は飲めばいいし飲みたくなければ飲まなくて良くなっています。
またアメリカなどでは、飲酒について規制が厳しく管理されています。
入場のときに年齢を確認されることがあるので未成年については飲めないようになっています。
日本だと飲みながらライブを見るというのが一般的ですがアメリカだと違うということですね。
ライブのチケット代
アメリカなど海外のライブのチケット代は、日本より安いケースが多いようです。
会場によっても変わってきますがそれほど大きくない規模のライブであればお手頃価格でライブを鑑賞することができます。
日本のライブは商業的になっている
日本やアメリカのライブどちらも良い面もあれば悪い面もあると思います。
どちらかというと日本のライブは、商業的な要素が強い傾向にあると僕は思います。
日本はライブの後進国と言われていますが確かにそうだなと思う部分は多いです。
もちろん十分すぎるライブ設備の高さは、日本の良さでもあります。
ですがアメリカや他の国から学ぶところも多いかなと思います。
日本でももっとライブハウスに行きやすくなる環境にしていけば幅広い年齢層が音楽を楽しめるものになるのではないかなと思います。
最後に
どうでしょうか?
日本と海外のライブを見ても違いがあることがよくわかりましたね。
国や地域によっても文化が違うだけでなく音楽や生活も違います。
それは演奏についても同じです。
日本は演奏するだけでもけっこうお金がかかりますが海外だとお金をあまりかけなくても音楽活動をすることができます。