僕の学生くらいのときは自分自身に自信というものがありませんでした。
とくに小学校、中学校の音楽の教師に恵まれずいつも目の敵にされていました。
よく他人と比較されてはけなされていました。
だから自分には何の才能もなく能力もないとずっと思って生きてきました。
もちろん音楽なんて自分にはできるわけないと思っていました。
ですが僕は20代のときにさまざまな場所で演奏をすることができました。
国内から海外まで。
もしそのまま何もできない自分や弱い自分を受け入れることができなかったら演奏することなんてきっとなかったと思います。
ずっと自分の弱さや欠点を思いつつも受け入れることができずにいたと思います。
ですが自分はダメな人間だと思いつつもそれを受け入れ前に進んだおかげで得られた経験でもあります。
今でも世界から見たら自分なんてちっぽけな人間だしまだまだだと思っています。
弱い自分を受け入れる
人は誰にでも弱い部分を持っていると思います。
どんなに弱い部分がなさそうな人でも弱い部分がないという人はほぼいないんじゃないかなと思っています。
何かしら弱い部分はあると思うし、もしかしたら弱い部分があっても自分では気がついていないこともあるかもしれません。
弱い自分を受け入れるというのは難しいことかもしれません。
でも少しでも弱い自分やダメな自分を受け入れてみるとその後の人生も変わってきます。
見える世界が変わる
弱い自分やダメな自分を少しでも受け入れると自分の考え方も変わってきます。
目に見える範囲だけで見るのではなく弱い部分があってもいい!
ダメな自分でもいい!
って思えば見える世界も変わってくるし前に進もうかなって思えると思います。
弱い部分は他人に見せたくない
人は自分の弱いところや欠点があるとつい隠してしまいたくなりますよね。
僕も隠してしまいたいと思ったことが何度もあります。
それが無意識に隠していることもあれば嫌な思いをしてふさぎ込んでしまいもう誰にも見せたくないから隠してしまうこともあります。
自分の弱さを人に見せたくないという気持ちはしょうがないことでもあります。
でもその自分の弱さと少しでも受け入れて向き合わなければ前に進むことができないし、自分を変えることができないと思います。
たいていの人は自分の弱さを隠してそのまま生きてしまっています。
でもそれで良いのでしょうか?
ありのままの自分を受け入れさらけ出すことで悩んでいたことが明日のことのように思えるかもしれません。
そして前に進む勇気を持つことができると思います。