ミュージシャンと音楽事務所との役割
ミュージシャンや音楽家の半数が音楽事務所に所属して音楽活動をしているのではないでしょうか?
音楽事務所に所属しながら曲を作りライブやコンサートをするのがごく一般的ではないかなと思います。
スタジオミュージシャンや独立して活動するアーティストは別として。
ミュージシャンは、おもに曲を作ったり演奏する側で音楽事務所は所属するアーティストやバンドのビジネス面やプロモーションを行うのが一般的な考えだと思います。
ですが今日の音楽業界では、ミュージシャンがただ曲を作りライブやコンサートをするだけでは生き残っていけなくなってきているような気がします。
もちろん知名度も高く人気の一流バンドやアーティストであればライブやコンサートだけでもたくさん稼げてしまいますが。
音楽業界も今と昔ではだいぶ変化してきていますしこれからも変化していくと思います。
時代の変化
昨今ではCDが売れなくなってきている時代とも言われています。
以前はCDが作曲家やミュージシャンの収入源となっていましたがストリーミングサービスの登場や無料の音楽サービスなど音楽業界を取り巻く業況は、変わってきています。
またインターネットの登場によってミュージシャン自身がプロモーション、ビジネス面、音楽発信などを行うこともできるようになりました。
SNSの登場によりいつでもどこでも自分の情報を自由に発信できるようになりました。
SNSがある時代とない時代ではまったく音楽の発信の仕方も違ってきています。
今ではミュージシャンもTwitterを使ってさまざまな情報を発信したり告知をしたりします。
SNSというものが一つのビジネスツールになってきていると思います。
ミュージシャンにもビジネスマインドが必要
これからはミュージシャン自身がビジネスマインドを持ち音楽事務所と対等な立場に立つことが必要なのではないかなと思います。
音楽事務所に所属してただ守られているだけでなくみずからが動き行動していくことも大事なことだと思います。
ミュージシャン側も音楽事務所側もそれぞれのやり方や思っていることが違うこともあると思います。
ミュージシャン自身がビジネスマインドを身につけることによって事務所側にもっと自分の意見や思いも伝えることができるようになるのではないでしょうか?
それは音楽事務所で働くスタッフも同じでミュージシャン側の立場で考えることもできるようになると思います。
このようにお互いのことをよく知ることでミュージシャンと事務所との関係も良好になると思います。
ミュージシャン側も事務所側もお互いパートナーのような関係が作れたら一番良いのではないかなと思います。
これからのミュージシャンは、時代に沿った新しい音楽を作ることも大事ですし新しいアイデアも必要だと思います。
かといって先人たちが築いてきた音楽ビジネスのノウハウが必要ないかと言えばそうではなく新しいことも古い知識も両方を吸収してその時代にあった音楽やビジネスについて日々追求していく必要があると思います。
これからは、ミュージシャン自身がどのように情報を発信をしたり自分達の曲を売っていくのかを考える必要がありますね。