エレクトリックアップライトベースは弾くのが難しい楽器なのか検証してみた結果
ARIA SWB-03SHX アップライトベース

こんにちは。ひつじです。

最近は、エレキベースよりウッドベース(コントラバス)、エレクトリックアップライトベースを触る機会の方がだんだん増えてきました。

エレキベースを弾いている人の中でもエレクトリックアップライトベースを見たことがある人や興味があったり一度はやってみたいなと思ったことがてい人もいる人もいるのではないでしょうか?

アップライトベースの歴史はまだまだ浅い方ではありますがアップライトベースには、エレキベースとは違った魅力がある楽器だと思います。

目次

アップライトベースに興味をもったきっかけ

僕は、ジャズのプロミュージシャンの演奏を聞く機会がありそれからウッドベースやコントラバスに興味を持ち始めました。

ウッドベースやコントラバスを弾いているのを見てかっこいいなと思いました。

最初は、ウッドベースやコントラバスに興味を持っていました。

ですがウッドベースやコントラバスはボディがとても大きく楽器を置くスペースだったり音を出せる環境がないと始めるのは難しいと思いました。

ウッドベースやコントラバスを始めたいと思っていましたが置くスペースがない為に諦めました。

それからエレクトリックアップライトベースというものを知ってウッドベースよりコンパクトなのでこれならできるなと思いました。

でもエレクトリックアップライトベースってエレキベースと違って何だか難しそうと思っている人もけっこういるのではないでしょうか?

今回は、エレクトリックアップライトベースに興味がある人やこれから始めたいと思っている人に実際に弾いてみたときの感想やエレクトリックアップライトベースについての特徴についても紹介していきたいと思います。

エレクトリックアップライトベースとは

エレキベースを弾いたことがある人なら一度は、アップライトベースというフレーズを聞いたことや弾いているのを見たことがある人も多いのではないかなと思います。

エレクトリックアップライトベースは、もともとウッドベースやコントラバスの代わりとして作られました。

アップライトベースは、生音ではなくどちらかといえばアンプに繋げて弾く想定で作られています。

なのでエレキベースと同じようにアンプに繋げて大音量で弾いてもある程度のノイズを抑えるように設計されています。

そのためアップライトベースは、ソリッドボディ構造のためエレキベースと同じようにハウリングにも強いしくみになっているのも特徴ですね。

またボディが小さく設計されているのでコントラバスより持ち運びに適していると思います。

形は似ていますがウッドベースやコントラバスは生の音で弾きますがアップライトベースは、アンプに繋げて弾くこともできるためエレキベースのように色々なジャンルにも対応できると思います。

アップライトベースはジャズを弾くために作られましたが最近では、ジャズ以外にもさまざまなジャンルで使用されることも多くなってきました。

またエレキベースとアップライトベースの両方を弾くベーシストも徐々に増えてきています。

アップライトベースの特徴としては、エレキベースと比べるとスケールの長さが長く弦も太くボディが大きいという点が挙げられます。

アップライトベースは、エレキベースより重いですがウッドベースやコントラバスと比べると非常にコンパクトに作られているので持ち運びもスムーズだと思います。

それではアップライトベースの特徴をまとめてみます。

エレクトリックアップライトベースの特徴
  • エレクトリックアップライトベースはノイズやハウリングに強い
  • ウッドベースやコントラバスよりコンパクトに作られていて電車でも移動しやすい
  • ジャズに限らずいろいろなジャンルで弾くことができる

コントラバスとウッドベースは違う楽器?

アップライトベースは、コントラバスやウッドベースを元に作られているのは話したと思います。

コントラバスやウッドベースなど人によっていろいろな呼び方で呼ばれることがあり全部違う楽器なのかなと思ってしまう人もいると思います。

「コントラバス」と言われたり「ウッドベース」と言われたりしますが何か違いがあるのでしょうか?

確かにいろいろな呼び方をされると思いますがどちらも同じものです。

他にも 「ダブルベース」「弦バス」などいろいろな呼び方があります。

同じ楽器でも人によって呼び方も違うようですね。

ポイント
  • 「ウッドベース」も「コントラバス」も呼び方は違うけど同じ楽器である
  • 「ウッドベース」や「コントラバス」という呼び方以外にも「ダブルベース」だったり「弦バス」だったり人によって呼び方もさまざまである

エレクトリックアップライトベースは、まだまだ需要の少ない楽器

アップライトベースを弾く人は徐々に増えているようですがまだまだほんの一握りの人しかいないようです。

まだまだ需要が少ないせいなのか都内の楽器屋を回ってもみてもアップライトベースを取り扱っている楽器は少ないのが現状です。

本体の数が少ないのでいろいろなメーカーのものを弾き比べたいと思っていてもなかなか難しいのが現状ではないでしょうか?

いろいろなメーカーのアップライトベースを弾き比べたいと思っているなら大きな楽器屋やアップライトベースをたくさん扱っている専門店に行くと良いと思います。

エレキギターやエレキベースであれば楽器屋に行けばたくさんのメーカーや機種があり弾き比べるのも容易ですがエレクトリックアップライトベースの場合は、弾き比べるのがなかなか難しいと思います。

自分が弾きたいメーカーや機種を必ず扱っているとも限らないです。

専門店とかにいけばそれなりに数があると思いますが普通の楽器屋だとやっぱり数が少ないなと思います。

ポイント
  • エレクトリックアップライトの需要はまだまだ少ない
  • いろいろなメーカーのエレクトリックアップライトベースを弾き比べるなら大きな楽器屋かエレクトリックアップライトを扱っている専門店に行くと良い

エレクトリックアップライトベースで分からないことがあったら店員さんに聞くべし

僕は、購入するまでエレクトリックアップライトベースの知識が全然なかったのでとにかく楽器屋の店員さんに質問したりして色々教えてもらいました。

毎日(?)楽器屋さんに通って店員さんからアドバイスだったりアップライトベースの弾いているところを見せてもらったりしてアップライトベースについて知識を増やしていきました。

またアップライトベースのつまみの説明だったり簡単な調整の仕方なども喜んで教えてくれました。

アップライトライトベースを今までまったく弾いたことがなかったのでアップライトベースを買うときにどんなことを意識して選べばいいかが分かりませんでした。

楽器屋でためしに弾くときは、適当にスライドしてみたり人差し指で弾いたりしてアンプから聞こえてくる音を楽器ごとに一つずつ確かめました。

さらにつまみとかもいろいろ回しながら音の調整もしてみました。

アップライトベースを購入したときは、さすがに早く家に帰って音を出して弾いてみたいなと思いました。

ポイント
  • エレクトリックアップライトベースの購入や弾き方で分からないことがあったら店員さんに聞けばいろいろ教えてくれる
  • お店の店員さんと仲良くなっておくといろいろな情報を手に入れることができるし楽器を少し安くしてくれることがある

エレクトリックアップライトベースが難しいと思ってしまう理由

アップライトベースを購入したら早速、練習して上手くなるぞ!と意気込んでいても途中で挫折してしまう人もいると思います。

また、アップライトベースに興味があり実際に始めたいけどなんだか難しそうと思ってなかなか手が出せない人もいるのではないでしょうか?

僕もアップライトベースやウッドベースに興味を持ち、弾けたらいいなと思っていましたがすぐに始めることができませんでした。

理由としてはなんとなくハードルが高そうな楽器だと思い込んでいたためです。

アップライトベースは、通常のエレキベースと違い縦に長くなっている点だったり、弾き方としてはウッドベースに近いので弾いたことがない初心者にとっては一見ハードルが高いように見えるのかもしれませんね。

また大きいボディに重量感もあるので弾けるのかなと思ってしまいますね。

僕も最初にアップライトベースを楽器屋で弾いてみたときは、少し弾きにくい感じがしました。

ですがどんな楽器でも慣れるまでには時間がかかると思いますし難しそうと思って弾かなければ永遠に弾けるようにならないと思います。

とにかく始めてみるのが一番良いと思います。

周りの友人や知り合いの中でいつも 「難しそう」 「自分にはできない」と言っている人がいますがやらなければ永遠にできるようにはならないと思います。

できないと思っても実際に努力して練習すれば少しずつ弾けるようなります。

才能がある人は、あまり練習しなくても弾けてしまう人もいるかもしれませんがそれはほんの一部の人だけです。

大体の人は、練習を続けていけば弾けるようになると思います。

もちろん弾けるようになるまでには、とても時間がかかりますし毎日の練習を継続するのは大変だと思いますがとにかくチャレンジしてみるのが一番です。

エレクトリックアップライトベースは難しい楽器なのか?弾いて試してみました。

難しいかどうかは始めてみなければ分からない部分も多いと思います。

実際に弾いてみるとどんな点が難しいのかが見えてきます。

次は実際に弾いてみて感じたことや難しいと思ったことを紹介していきます。

初めてエレクトリックアップライトベースを弾いてみた感想

僕は、購入する前からいろいろなアップライトベースを試しに弾いたり楽器やたくさん見て回りました。

アップライトベースを弾いてからの感想ですがエレキベースと弾き方も感覚もまったく別物だなということが分かりました。

音の並びは同じでも弾き方も違うしまるで違う楽器のようです。

まず初めて弾く人やエレキベースに慣れている人にとってアップライトベースは、左手がけっこう大変だと思います。

自分の場合は、手の握力が足りないのか押さえるだけでけっこうきつかったりしました。

弦を押さえて弾き続けると左腕がすぐ疲れてしまいます。

また縦弾きなので左腕を上にあげるので最初は、慣れるまで腕も疲れると思います。

慣れるまでは、腕がつりそうになったり指が疲れたり疲労感が出ました。

これは、かなりの練習が必要だなと思いました。

弾き続けて1ヶ月もするとだいぶ押さえるのも楽になりました。

あとは、自分が購入したアップライトベースの弦高がもともと高く設定されていたので弦高を少し下げたりしました。

弦高を下げたり弾き慣れてくるとだいぶ楽になりますね。

最初の数日は、5分くらい弾くたびに疲れていました(笑)

どんな楽器でもまず練習して楽器に慣れることが大切だと思いました。

長く弾き続けられる体力と音の粒をそろえる練習、安定した音程で弾けるようになるには、たくさんの練習が必要だと思います。

数か月練習していくと最初のころより長く時間弾き続けることができるようになり無駄な力も抜けて指や腕が疲れることがなくなってきました。

アップライトベースは、音を出すというだけでも苦労する部分ですがエレキベースは、正しいポジションさえ押さえるだけで簡単に音が出てしまうのでエレキベースとはまったく違うものだと思いました。

アップライトベースの難関:フレットレス

アップライトベースには、難しそうというイメージが染みついてるかもしれませんが理由の一つとしてフレットがないところですかね。

フレットがないため押さえるところや音の位置が分からないことがあります。

それだけでも難しいそうに思えてしまいますよね。

手の感覚や慣れ、耳で聞きながら音程の修正などしていかなければいけない楽器だと思います。

そういった点があるのでフレットレスは、難しいというイメージがついているのかもしれません。

押さえる位置が少しでもずれると音程も変わってしまいます。

正確な音程で弾き続けるのは、けっこう難しいなと思いました。

ピアノやバイオリンをやっていて絶対音感がある人にとっては、音を探したり音程を調整するのは楽勝かもしれませんが自分みたいに音感がない場合は、音程を合わせるところからやらないといけないですね。

僕の場合は、チューナーとかを横に置いて音程をある程度合わせる練習をしています。

弾けるようになるまで時間はかかりそうですが弾けるようなると、今より何倍もやレベルアップすると思います。

エレキベースよりもハードルが高い楽器だと思う

押さえる力も必要だし重いしフレットレスだしエレキギターやエレキベースに比べたら最初のハードルが少し高いと思います。

だってエレキギターやエレキベースは、押さえるところが分かるし正しいポジションさえ押さえれば誰でも音が出ます。

アップライトベースには、ある程度の音感も必要になってきます。

エレクトリックアップライトベースが弾けるようになると得られるメリット

アップライトベースを弾くと運指がきれいになる

よくアップライトベースを弾くと指の運指がよくなると聞いたことがあります。

弾いてみてなるほどと思いましたがアップライトベースの場合、かなり指を広げないと弾けないんですよね。

また指の移動も負担になるのでなるべく少ない運指で効率よく動かす能力が必要になるので解放弦を使うなど無駄な動きが少なくなるようです。

どちらにしてもアップライトベースを練習することで弾き方が改善されると思います。

耳が鍛えられる

アップライトベースは、エレキベースと違いフレットレスなので音の位置を探すのが大変な楽器でもあります。

その分、自分で音の高さを聞きながら弾かないといけないので結果耳が鍛えられると思います。

エレクトリックアップライトベースを練習する上で意識したいこと

基本練習と楽器に慣れることが大事

基礎練習は、同じ練習を何回もするためつまらないと感じてしまうこともあるかもしれません。

でも楽器を上達させるためには、必要なことです。

スポーツ選手でも必ず基礎練習をしています。

あのイチロー選手もメジャーになってからも基礎トレーニングを欠かしたことはないそうです。

楽器においても基礎練習は、とても重要なことだと思います。

また楽器に慣れるという意味でも基礎練習は良い練習になります。

基礎練習を制するものは、楽器を制することができるのでないでしょうか。

毎日5分でもいいから継続して練習することを心掛ける

楽器を上達させるためには、毎日たった5分の練習でも大切だと思います。

だって毎日5分でも練習したら1年間で1825分にもなります。

1825分だと30時間ほどになります。

たまに長い時間練習するより短い時間を毎日練習する方が集中できるし継続できると思います。

人が集中できる時間は、限られている

人が集中できる時間って限られていると思います。

中には一日中、楽器を弾いていても疲れないと言う人もいるかと思います。

ですがその中でも本当に集中できる時間って決まっていると思います。

何時間も練習することも良いと思いますが集中できる時間はせいぜい1~2時間くらいじゃないかなと思っています。

学校の授業でも1時間ごとに区切られ休憩を挟んでいると思います。

何時間も休憩せずに弾く人もいると思いますが初心者にとっては、短い時間でも継続して練習することが一番大事なことだと思います。

たくさん練習をしたけどあまり上達しなかったという人もいます。

たくさん練習をしても次の日弾かなかったりたまにしか練習しないより短い時間でも毎日継続して練習するほうが効率が良いと僕は思います。

たくさん練習しても疲れてしまったり練習が楽しくできなくなって辞めてしまったら意味ないですからね。

弾きづらいと感じたら楽器を調節してみる

もしアップライトベースを弾いていて弾きづらいなと思ったら楽器を調節してみると良いと思います。

購入した当初は、弦高などが高く設定されている場合があります。

僕も購入したときは、楽器の弦高が高くなっていました。

そして弦高を下げたら弾きやすくなりました。

もし弾きづらいと感じたらそのままにせず自分でいろいろ楽器の調節をしてみると良いと思います。

自分にとって弾きやすく調節することも楽器の上達には欠かせないことだと思います。

楽しく練習できるように工夫してみる

練習は、地道でコツコツとやっていかないといけないので途中で練習がつまらなくなってしまったり諦めて楽器を辞めてしまったら勿体ないと思います。

基礎練習はとても大事ですが基礎練習だけでなく曲の練習を入れてみたり耳コピしてみたりライブやDVDを見て研究したりするなど日によって練習を変えてみると自分のモチベーションも上がり継続できると思います。

練習方法も自分でいろいろ試してみると良いですね。

自分の弾きたい曲を練習に取り入れる

誰でも楽器を始めたら自分が弾いてみたいなと思う曲があると思います。

自分が弾きたい曲だとやっぱり練習に身が入りますよね。

基礎練習はもちろん大事なことですが毎日、基礎練習だけだとやっぱり飽きてしまうと思います。

練習の中に自分が弾けるようになりたいと思っている曲を取り入れることで自分自身のモチベーションも上がります。

最初は、1曲まるごとではなく好きな曲のワンフレーズでもいいから繰り返し練習すると良いと思います。

弾くときはメトロノームなどを使って安定したリズムと強弱をつけるように心がけて練習すると良いと思います。

1曲が弾けるようになると楽器を弾くのが楽しくなってくる

僕がエレクトリックアップライトベースで初めて弾いた曲は「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(fly me to the moon)」というジャズの曲になります。

この曲は、ジャズの中でも超定番とも言われる曲です。

枯葉とかと同じジャズ初心者が良く弾く曲としても有名です。

ジャズセッションでも必ずと言っていいほど演奏される曲ですね。

コード進行も比較的シンプルなので弾きやすいと思います。

エレクトリックアップライトベースを始めたら最初の目標としては、楽器を弾くことになれることはもちろんですが1曲弾けるようになるというのが一番の目標になると思います。

やっぱりどんな楽器を始めたとしても1曲でも弾けるようになると自然と楽器を弾くのが楽しくなると思います。

大体、1曲を弾けるようになる前に挫折してしまったり諦めてしまう人も多いと思うので1曲弾けるようになるまでは、頑張ってほしいですね。

いきなり弾ける人はいないので焦らず1曲を小節ごとに区切って練習したりテンポを落としてゆっくり練習することで少しずつ慣れていき弾けるようになっていくと思います。

アップライトベースだけでなく楽器は楽しんで弾くことが大事

とにかく楽器は楽しく弾くこと、そして楽しく練習できることが一番大事だと思います。

楽器をある程度まで弾けるようになるまではそれなりに時間もかかりますし毎日の練習が必要になってきます。

楽器を購入したとしても全然練習をしなければ上達することもできないし弾けるようにもならないです。

なので楽器の上達にはコツコツと地道な練習がどうしても必要となります。

練習というと堅苦しい感じがしますが日々の練習を自分なりに工夫したりすることも大事です。

普段の練習がつまらなくなってしまったり苦痛になってしまうと楽器を続けていくのがきつくなってしまいます。

どうしたら自分のモチベーションを維持して日々練習ができるか?どんな練習方法が良いのかを考えたりすることも必要ですね。

例えば自分の好きな曲をたまに練習に取り入れたり日によって練習方法を変えてみたりすることも良いと思います。

最初は、たとえ弾けなくても気にせず諦めずに毎日の練習を繰り返し継続することで楽器に徐々に慣れてくると思います。

慣れてきたらリラックスして弾けるようになったり指の力の入れ方や弾き方にも余裕が出てくると思います。

楽器の練習は、焦らず継続して続けることが大事だと思うので頑張りましょう!

<PR>【シアーミュージック】ベースの無料体験レッスン受付中!

忙しくてもOK!フリータイム制&マンツーマンの個人レッスンだから続けやすい!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事