新型コロナウイルスが音楽業界へ深刻な影響を与えている理由について
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目次

新型コロナウイルスについて

中国から広まったコロナ

2019年に中国の武漢から発生と言われている新型コロナウイルスは瞬く間に世界に広がりいまだに収束の終わりが見えない状況です。

コロナは飛沫感染によって人から人へと感染していくと言われています。

とくに3密(換気の悪いところ、人が集まるところ、人との距離)になる場所は避ける必要があります。

音楽業界で言えばライブやコンサート、音楽イベントなどは多くの人が集まり感染が拡大する可能性がある場所の一つでもあります。

実際にはライブハウスやコンサート会場によって感染が広がっているケースもあります。

この影響によりライブ、コンサート、音楽イベントなどが次々と中止となり現在行うことができない状況になっています。

3月から夏にかけてイベントや行事の多い時期

とくに3月は、イベントの多い時期でもあります。

少しずつ気温も上がり暖かくなりイベントや行事にはぴったりな時期でもありますね。

ですが今年は昨年から続く新型コロナウイルスが世界各国にまで広まり猛威をふるっています。

その影響により国内でもイベントや行事などの自粛が求められています。

コンサートやライブだけでなく集会、セミナー、会社の会議なども自粛する動きが出てきています。

この自粛により音楽業界だけ見ても多大な影響を及ぼしていることが分かります。

いつ収束するのか分からない状況

連日、国内のみならず世界で感染者が増え続けています。

この新型コロナウイルスが一体いつまで続くのか?

いつ収束するのか誰にも分からない状況とも言えます。

3月いっぱいで収束して4月から通常どおりに戻ればまだいいですが長引けば長引くほど国内全体に影響を及ぼす可能性が高いです。

音楽イベントや音楽業界への影響

音楽業界への影響も大きいものとなっています。

音楽業界で見てもイベントの自粛によりさまざまなアーティストのコンサートやライブが立て続けに中止になっています。

Perfume(パヒューム)、星野源(ほしのげん)、浜崎あゆみ、東京事変、EXILE、福山雅治、AKB48などたくさんのアーティストが次々に予定していたコンサートやライブを中止にしています。

これからもコンサートの中止は増えてくると予想されています。

また大きな会場のコンサートだけでなく狭い空間で密室になるライブハウスなどの小規模なライブも今後中止になるのではないかなと思います。

コロナウイルスでコンサートを中止にしても保険がない

通常は、天候によりコンサートが中止になるとあらかじめ加入していた興行中止保険から保険金が支払われますがコロナウイルスの場合は対象とならないようです。

コロナウイルスでコンサートが中止になった場合は、会場費、人件費、機材設備費などコンサートにかかるすべての費用を負担する必要があるのでイベント会社、運営会社にとっては莫大な損害が出てしまいます。

コンサートの規模が大きければ大きいほど負担額は大きくなります。

また国内だけでなく海外からの来日コンサートなども中止になってきています。

すでにイベント会社含めてさまざまな会社が倒産してきています。

チケット代の返金

チケット代の収益によってコンサートは賄えています。

しかしコンサートが中止になってしまえば収益がなくなってしまいます。

楽しみにしていたお客さんにとってコンサートが中止になるとほとんどの場合はチケット代は返金されます。

ところがイベントやコンサートを主催しているイベント会社などにとっては大きな損失になってしまいます。

倒産件数が増加

2月だけ見ても倒産件数がどんどん増えており600件以上に上ります。

音楽業界だけでなく旅行会社、アパレル、その他の業種などの広い範囲で影響が出ています。

これからコロナウイルスが長期化してしまうとさらに倒産する会社が多くなると予想されています。

老舗のライブハウスが次々と閉店

国内のライブハウスを見てもコロナによる影響によって閉店したライブハウスが増えてきています。

ライブハウスはライブを開催できなければ収益を出すことができません。

長引けば長引くほどライブハウスは厳しい状況にあると思います。

最後に

音楽業界だけでなく社会全体に影響を及ぼしている新型コロナウイルスです。

まずは自分自身がコロナウイルスにかからないことが重要でありますが、もし万が一にかかっても人にうつさないようにすることももっと大事です。

新型コロナウイルスが一刻も早く収まり通常の生活に戻るように願いたいです。

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